大阪・関西万博「EARTH MART」1_「いのちの色」

大阪・関西万博「EARTH MART」
—小山薫堂氏がプロデュースするシグネチャーパビリオンのテーマは「食を通じて、いのちを考える。」

 プロローグ映像の空間を抜け、空想のスーパーマーケットを舞台にした「いのちのフロア」、そして「未来のフロア」
へと続く二部構成。 「いのちのフロア」は、“すべての食材はいのちである“ことに向き合い、いのちの尊さや、いのちをいただくという食の本質”に光を当てています。

Pranks Inc.は「いのちのフロア」内の3つの展示——「いのちの色」「野菜のいのち」「家畜といういのち」の
デザインに参加しました。

1_「いのちの色」

食には「色」があり、それは「いのち」の色でもあります。

冒頭を飾るこの展示は、食材に宿る“色”を「いのちの色」として捉え、日本の主要食材約300種・計816点の写真から
色彩を抽出し、スーパーマーケットの棚のように瓶を並べたインスタレーション。 水が生むレンズ効果と照明によって、
瓶の中にみずみずしい食材の色を浮かび上がらせました。

アートディレクター八木保氏による原案をもとに、Pranks Inc.は展示計画・ビジュアル編集・レイアウト設計を担当
いたしました。