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GINZA SIX Spring「SEEDS ARE LIVES」

野菜や果物をいただくときに種を取り除きます。外された種のひと粒ひと粒は本来、次の命をこの世に生み出すため、
野菜や果物が成長して生き抜き、親となって­­次の「いのち」を託した、我が子のような存在です。人は農業によって
植物のいのちをこの世に生み出して食べることで、人のいのちを生きています。種を見つめることは、植物も人も
生きようとする力といのちの繋がりを感じることでもあります。

 

このウィンドウでは、かぼちゃやピーマン、柑橘やパパイヤなど、実際にキッチンで取り除いた種を収集して
ディスプレイに使用しました。また、種そのものを食べる穀類やナッツ、スパイスなど、食品として販売されている種を
収集しました。そして、普段販売されている食材からはあまり想像しない、最初のひと粒はどんな種なのか、ニンジンや
なすなど家庭菜園用に販売されている種を種苗店から購入しました。食用に加工した種も含めて小さな種から大きな種
まで、種を並べてじっくり眺めると、それぞれの形とそこに繋げられていた命に愛おしさを感じます。

 

アートディレクター 佐藤寧子

 

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