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GINZA SIX 2026 Autumn「A Matter of Taste ―お味のほどは」

甘い言葉。しょっぱい反応。苦い忠告。酸っぱい記憶。辛口な一言。
私たちは無意識のうちに、言葉を“味”で感じています。

 

同じ「OMG(Oh my God!)」も「あらまあ」も、表情や声色、受け取る人によって、賞賛にも、驚きにも、呆れや
怒りにも変わります。言葉には意味だけでなく、声の調子や表情、間、互いの関係や記憶、共有された文脈から生まれる“含み”があります。

人は言葉を情報として受け取るだけでなく、自分なりに味付けしながら生きています。洒落や皮肉、見立て、相手を慮るひと言。時には、言いたいことをピリッと言う。すべてを額面通りに受け取らず、意味の向こう側にあるニュアンスを
読み、少し捻って、面白がる。
そんな心のゆとりを持ったコミュニケーションが、人間らしい豊かさなのかもしれません。

その一言、あなたにはどんな味がしますか?

 

アートディレクター 佐藤寧子

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