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GINZA SIX  Autumn「ROOT」

⼟壌根圏にフォーカスし、地中に華やかに力強く広がる根と根菜、そして、地中とヒトの体内にともに広がる微⽣物の世界がテーマです。

植物の根は、地上の茎や葉を⽀える土台でありつつ、生育に必要なリン酸などの栄養分や⽔分を吸収して地上部に送る重要な役目を持ちます。根がその役目を果せるのは、地中に豊かな微⽣物による⼟壌根圏が存在し、微生物が栄養分や水分を吸収して植物に供給するからです。
ヒトの体内にも同様の微⽣物叢が存在します。ヒトマイクロバイオームや、フローラと呼ばれ、健康状態と密接に関連しているとされ、健康のために微生物叢の構成するカビや酵母といった真菌による発酵食品を摂取する機会も増えています。
食のラグジュアリーとは、ヒトの体内の微生物のために、優れた宿主として微⽣物叢のバランスを保って生きる、目に見えない極小の世界との豊かに共存することなのかもしれません。

アニメーションのために、フランス在住のアーティスト、田中麻記子氏をゲストにお迎えしました。身の周りに実在する食物などのモチーフを、架空の風景や事象として表現することを探究する田中氏。今回描き下ろしの2編『土の中のテアトル〜Théâtre de la terre 〜』、『Sleeping Beauty』*は、持ち味であるポップで浮遊感のある作風で、⼟壌根圏をファンタジックに彩ります。
枝に巻いた糸はウコンとビーツで染色し、根や根毛に見立てディスプレイしました。

*アニメーション『Sleeping Beauty』は、10月中旬公開


アートディレクター 佐藤寧子

 

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©︎makikotanaka

田中麻記子(たなか まきこ)
画家。1975年東京生まれ。水彩、油彩、パステル、鉛筆、セラミックを中心に作品を発表。2009年 第12回岡本太郎現代芸術賞入選。2013年 文化庁在外研究員として渡仏したことをきっかけにフランスに拠点を移して国際的に活動する。デッサン集『La collection gastronomique』出版(HeHe/ヒヒ)を境に、イラストレーションを手がけるように。ピエール・エルメ・パリ 青山のシンボル「Macaron Baby」のデザイン、資生堂「花椿」Web版でコラムを連載する等、アートシーンに留まらない活動で注目を集める。
http://tanakamakiko.com/

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