片山文三郎商店 京都本店 リニューアルプロジェクト
1915年創業・1935年竣工の京町家を舞台に、創業110年・築90年の節目となるリニューアルプロジェクトに携わりました。2023年春より約2年半をかけて改修を進め、2025年8月にグランドオープンを迎えました。
初代が掲げた意匠思想「シンプルシック」を軸に、
基本構想立案・空間ディレクション・家具コーディネート・展示什器の企画を担当。
丸棒格子、大きなガラス窓、波模様の金属レリーフ、二面採光の洋間など、
従来の暗い町屋とは異なる光あふれるモダン町家としての個性を丁寧に読み解き、
「足さずに磨く」姿勢で改修に臨みました。
竣工時に贈られたライティングビューローや桐箪笥の修復・再生、創業期の呉服籠「ぼて箱」のリペアなど、
歴史を刻む道具を次の世代へと引き継ぐことも本プロジェクトの重要なテーマでした。
また、非公開だった2階を初公開。和室は新ブランドKATAYAMAの店舗件ショールームに、
洋間はアーカイブ展示室「片山蔵書」として再生し、建物全体が新たな交流と発信の場へと生まれ変わりました。
アートディレクター Pranks Inc. 佐藤寧子
設計・インテリア:GRIP & Co. 佐々木健、稲葉弘恵
構造設計:冨家建築設計事務所
ディレクション:プランクス
施工:創業元治元年 小林工務
家具リペア:FER TRAVAIL
2階KATAYAMA 片山蔵書
空間スタイリング:Toru Muto/什器設計:Siin Siin
BUNZABURO Archive Book vol.1:OTA BOOK ARTS(Yasutomo Ota)
Creative Dir.:Toru Muto/Editor:Sawako Fukai(SW_)/Graphic:Tetsuya Hoshino





